Software Design2014年11月号で『VirtualBox+CentOSでローカル開発環境を構築する』という記事を書きました

Software Design (ソフトウェア デザイン) 2014年 11月号 [雑誌]

Software Design誌の2014年11月号の第1特集『無理なくはじめるInfrastructure as Code』にて、第2章「VirtualBox+CentOSでローカル開発環境を構築する」を、同僚(岡本さん)と共著で執筆しました。元々は岡本さんに来た執筆依頼だったのですが、ちょうど岡本さんが別件で忙しかったことから社内で別の著者を探してて、私が手を挙げた、という経緯があります。

記事については岡本さんが序文と監修を担当し、構築手順については私が書きました(構築手順の構成は、岡本さんがスクール用に執筆した教材を参考にしています)。記事の内容については、CentOSのイメージをダウンロードしてVirtualBoxにインストール、ということで、かなりクラシカルです。

私の場合、最近はローカル開発環境はVagrantで作ることが多く、本番環境はAWS/Azureのようなクラウドを使うのが普通なので、isoからOSをインストールするのは久しぶりでした。とはいえ、この記事を書いた直後に、仕事でisoからインストールして開発環境を作る機会があったので、やはりインストーラと向き合う経験は必要ですね。

なお、特集全体の構成としては、1章で全体を概観し、2章は開発環境をマニュアルで作成、そこから3章のシェルスクリプト、4章のAnsible、5章ではDockerを使用したLAMP環境の構築へと進みます。Infrastructure as Codeという意味では、3章〜5章がメインといってよいでしょう(6章はAzure、7章がまとめ)。LAMP(Linux+Apache+MySQL+PHP)環境でWebアプリケーションを開発している方には参考になる部分が多いと思います。

ちなみに、記事執筆に際して一番苦労したのは、Windowsの操作だったりします。普段はMacで開発してるのですが、今回は「ホストOSはWindows7で」という注文があったので、会社のWindows PCを借りて構築手順を作りました。正直、VirtualBox使うならWindowsよりMacの方が楽だと思います。VirtualBoxのWindows対応がイマイチだったり、Windows PCによっては仮想化機能が無効になっていることがあったりと(BIOSの設定変更が必要)、色々と苦労が多いので。。。

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