『The Pragmatic Programmer』:知識のポートフォリオ

The Pragmatic Programmer: From Journeyman to Master

『達人プログラマー』というタイトルで邦訳されている本の原書を読んでいます。邦訳は絶版で入手が難しいので…。

知識の増やし方について、気になることが書いてあったので、メモしておきます。

知識ポートフォリオ

技術的な知識は、経年劣化する。
プログラマーとして成功を収めるには、資産運用のような考え方で知識のポートフォリオを築き、メンテナンスする必要がある。

投資のポイント

  • 定期的に投資すべし。一度の投資は少しずつでもよい。
  • 多様性。様々なことを知っている方が、価値が高い。
  • リスクマネージメント。1つの技術にだけ投資することは避けるべき。
  • 安く買って高く売れ。これから重要になる技術に早い段階で投資すれば、大きな見返りがある。
  • レビューしてバランスを取れ。廃れた技術は捨てて新しい技術を身に着けよ。

目標

  • 毎年、最低1つは新しい言語を覚える。
  • (少なくとも)4半期に1冊は技術書を読む。
  • 技術書以外も読む。
  • 大学の授業を聴講する(※今だとオンラインのコースを受けるのがよさそう)。
  • 技術のユーザーグループに参加する(※いわゆる勉強会と捉えるのがよいかも)。
  • 異なる環境を試す。例えば、Windowsに慣れているならMacやLinuxも使ってみる。
  • 最新情報を取り入れる。例えば、雑誌やブログを購読する。
  • 他のプログラマーとつながる(※今だとSNSやブログ等を利用するとよさそう)。

新しい技術を覚える際は、それを仕事で使えるかとか、履歴書に書けるかといったことは気にしないでよい。新しい技術の習得によって、思考が広がり、新しいやり方が身につく。

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