JavaScript言語を理解する
JavaScriptは以下のような点で他の言語と異なる。
- 関数がファーストクラスオブジェクトである
- クロージャ
- スコープ(ES2015より前には、JavaScriptにブロックスコープはなかった)
- プロトタイプベースのオブジェクト指向
オブジェクトとプロトタイプ、関数とクロージャーの関係を理解することで、JavaScriptのプログラミングスキルが向上する。
加えて、以下のような機能を理解することで、美しく効率の良いコードを書くことができる。
- ジェネレーター
- Promiseによる非同期処理
- Proxyによるオブジェクトへのアクセス制御
- Arrayのメソッド群
- Mapによる辞書型コレクション、Setによる一意なコレクション
- 正規表現
- モジュール
ブラウザを理解する
JavaScript実行環境としてもっとも重要なのはブラウザである。ここでは以下のトピックに集中する。
- DOM(Document Object Model)
- イベント
- ブラウザのAPI
ベストプラクティスに従う
JavaScriptの習熟に加えて、以下のようなスキルを身につけていることが重要である。
- デバッグ
- テスト
- パフォーマンス分析
スキルを持ち運びやすくする
JavaScriptのコアとなる部分について深い理解があれば、様々な種類のアプリケーション開発にスキルを活用できる。
- デスクトップアプリ(Electron)
- モバイルアプリ(Cordova, React Native)
- サーバーサイドアプリ(Node.js)