Gutenberg Handbook 読書メモ (2) Block Tutorial

Gutenberg Handbook 読書メモ (1) の続き。

Block

https://wordpress.org/gutenberg/handbook/blocks/

新しいブロック型を作るためのチュートリアル。

このチュートリアルのコードは下記GitHubリポジトリから入手できる。
https://github.com/WordPress/gutenberg-examples

なお、本記事のサンプルコードはESNextとJSXを使用しているが、Gutenbergのブロック機能はES5でも利用できる。

Writing Your First Block Type

https://wordpress.org/gutenberg/handbook/blocks/writing-your-first-block-type/

はじめに、固定されたメッセージを表示するブロック型を作成する。静的なコンテンツを含むブロックはJavaScriptでregisterBlockType関数を使うだけで実装できる。この関数はブロックの青写真となり、エディタ上での表示、編集・保存時の動作等を定義する。

ブロックのスクリプトを追加(enque)する

ブロック型はJavaScriptで実装されるが、WordPressのenqueue_block_editor_assetsアクションを使ってスクリプトがエディタに読み込まれるようにする必要がある。このアクションはwp_enqueue_scriptsと似ているが、エディタのスクリプトとスタイルに限定される点に違いがある。

特に注意が必要なのは以下のように設定していること。

  • wp-blocks は、ブロック型の登録と関連する関数の読み込みを行う
  • wp-element はWordPressのElement抽象化機能を使用する

ブロックの登録

スクリプトが登録されたので、次にブロックを実装する。

ブロックを登録すると、エディタのinserterのダイアログで利用できるようになる。inserterではtitle, icon, categoryが利用される。アイコンは組み込みのアイコンから選ぶか、独自のsvg要素を指定する。

ブロック名は nemaspace/block-name という構造である必要がある。

editsave関数は、エディタ画面でのレンダリングと保存後のレンダリングを定義する。

Applying Styles From a Stylesheet

https://wordpress.org/gutenberg/handbook/blocks/applying-styles-with-stylesheets/

↑のサンプルではインラインでスタイルを定義しているが、外部のスタイルシートにスタイルを定義して、これを読み込む方法もある。

エディタは、それぞれのブロック型に対して、独自のクラス名を自動的に生成する。このクラス名には、editsave関数のオブジェクト引数からアクセスできる。

クラス名は、ブロック名を元に生成される。

エディタでのみ使用するブロックのアセットを登録(enque)する

enqueue_block_editor_assetsアクションを使うことでエディタでのみ使用するスタイルを登録できる。

エディタとフロントエンドで使用するアセットを登録(enque)する

ブロックのスクリプトはエディタでのみ必要なものだが、スタイルはサイトの表側とエディタの両方で読み込みたいこともある。

enqueue_block_editor_assetsアクションはエディタの読み込み時にしかトリガーされない。サイトの表側でも読み込まれるようにするには、enqueue_block_assetsアクションを使うのが良い。

JavaScriptをサイトの表側に限定したいなら、enqueue_block_assetsアクションを使った上で、! is_admin()の場合のみ読み込むようにすれば良い。

Introducing Attributes and Editable Fields

https://wordpress.org/gutenberg/handbook/blocks/introducing-attributes-and-editable-fields/

属性(attributes)

ブロックの出力は属性(attributes)の値によって決まる。

新しいブロック型を登録する際は、attributesプロパティによってeditsave関数で受け取りたいオブジェクトの形を指定できる。それぞれの値はsource function(???)であり、ブロックをマークアップするための値を取得する。

上記サンプルコードでは、contentの値を子供のp要素から取得している。

コンポーネントとEditableコンポーネント

ここまで、createElement関数(またはJSX)を使ってDOMノードを作成してきた。これらの振る舞いは、「コンポーネント」に閉じ込めることもできる。このような抽象化を行うことで、処理の共通化や複雑さの隠蔽といった恩恵を得ることができる。ブロックを作成する際に利用できるコンポーネントがいくつも用意されている。サンプルコードではEditableコンポーネントを使用している。

Editableコンポーネントはtextarea要素の機能強化版である。太字、イタリック体、ハイパーリンク等の機能を持っている(Editableコンポーネントは、現行のビジュアルエディタと同様、TinyMCEを使って実装されている)。

Block Controls: Toolbars and Inspector

https://wordpress.org/gutenberg/handbook/blocks/block-controls-toolbars-and-inspector/

ブロックのカスタマイズをシンプルにして、ユーザに一貫した体験を提供するため、エディタのプレビュー機能の提供を助ける組み込みのUIパターンが用意されている。wp.blocksグローバル変数は、エディタのインタフェースとして利用できる、いくつかの共通コンポーネントを含んでいる。

ツールバー

ユーザがブロックを選ぶと、その上にツールバーが現れ、その上にいくつものボタンが表示される。これらのブロック用コントロールは、選択された要素がEditableコンポーネントである場合などに自動的に表示される。

ツールバーをカスタマイズして、特定のブロック専用のコントロールを読み込むこともできる。ブロック型のedit関数の戻り値がBlockControls要素を含んでいれば、これらのコントロールがブロックのツールバーに表示される。

ブロックが選択されている場合のみBlockControlsを読み込むよう注意が必要である。↑ではfocus変数の値を見ることで、BlockControlsの条件レンダリングを実現している。

Inspector

フォームのフィールドのためにより広い編集エリアがほしい場合、inspectorを使うことができる。InspectorControlsを読み込んで、edit関数で表示すればよい。

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