『SQLアンチパターン』、出版当時に買ってつまみ読みだけしていたものを、あらためて通読してみた。
読んでみて思ったこととして、まず章ごとの難易度の差が激しい。9章「ラウンディングエラー」のように、当たり前でしょ、と思うような章もあれば、2章「ナイーブツリー」のように、一読しただけでは理解が難しい章もある。
まずはどういうアンチパターンがあるかを一通り眺めておくと、実務でアンチパターンにハマる確率を下げることができそう。
SQLクエリやデータベース設計だけでなく、アプリケーション設計にも言及があるのがGood。24章はちょっとしたドメイン駆動設計入門にもなっている。
若干内容が古びている部分はあるものの、今でも読む価値のある書籍。