Essential ActionScript 3.0 読書メモ 第25回 バインドメソッド

ActionScriotでは、メソッドはそれ自身値として扱える。すなわち、メソッドは変数に代入したり、関数や他のメソッドに渡したり、他の関数やメソッドから返したりできる。

class Blog {
  var private title;
  public function setTitle(title) {
    this.title = title;
  }
}

というメソッドがあったとして、このメソッドを変数に代入するには、

blog = new Blog();
var set = blog.setTitle;

と書く(メソッド名の後ろに括弧はつけない点に注意)。また、変数setからメソッドsetTitle()を呼ぶには、

set(“web engineer blog”);

のように書く。このコードが実行されると、blogオブジェクトのインスタンス変数titleの値が”web engineer blog”になる。つまり、変数setはblogオブジェクトのsetTitle()メソッドを参照している。

変数に代入されたり、関数又はメソッドに渡されたり、関数又はメソッドの返り値になったりするメソッドのことを、バインドメソッドという(「バインドメソッド」はbound methodの日本語訳として定着している。なおboundはbindの過去分詞)。

今日の進捗:420→428/4343

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