ソケットプログラミングを扱った本はCを使っているものが多いですが、この本はRubyを使っているので読みやすいです。
はじめに
この本は誰向け?
- UNIX系のシステムを使っているRuby開発者
- Rubyの基礎は知っていることを前提にしている
- ネットワークプログラミングの知識は前提にしない
バークレーソケット
- この本はBerkley Socket API(バークレーソケット)を扱っている
- バークレーソケットは、1983年のBSD 4.2で導入され、以降ずっと使われている、枯れた技術である
- バークレーソケットは、プロトコルの詳細を知らなくても使うことができる
- この本では、初めにCのソケットAPIに近い書き方を扱い、その後Rubyが用意したラッパークラスを使用する
- Ruby以外を使う場合でも、ソケットAPIの使い方は応用可能
この本で扱っていないこと
- ネットワークプロトコルの詳細
- ネットワークプロトコルの詳細を知りたいなら “TCP/IP Illustrated” という本がオススメ
netcat
- netcat(ncコマンド)を使うと、任意のTCP/UDPコネクションやリスナーを作ることができる
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