Back to Perl

『たのしいRuby』は土曜で第3部まで終わったので区切りをつけ、今日は再び『Perl言語プログラミングレッスン』をやりました。

『Perl言語プログラミングレッスン』の不思議なたのしさの源泉は、丁寧な解説と構成にあります。文章も適切ですが、それ以上に読者に与える情報の順番が適切で、よく整理されている。結果として読者は、不明な点を解消しつつ、着実にステップアップすることができます。

Perlのモットーは「There’s more than one way to do it.(やり方は他にもはある)」。一つの機能を実現するにも様々な書き方ができる。そのため、初心者向けの言語としては向かない印象もあります。しかし、『Perl言語プログラミングレッスン』では、結城浩氏の巧みな整理によって、様々な書き方があることに伴う混乱は最小限に抑えられています。

一方で、Perlに戻って実感するのは、Rubyのラクさ。Rubyは、行末のセミコロンだとか、条件式の括弧だとかいっためんどくさい要素が排除されています。したがって、プログラミングの好きな人が、プログラミングの楽しさを味わうには向いている言語だと思います。

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