Nuxt.jsビギナーズガイドを読んだ

Nuxt.jsビギナーズガイド―Vue.js ベースのフレームワークによるシングルページアプリケーション開発

『Nuxt.jsビギナーズガイド』は、Vue.jsをベースにしたWebアプリケーションフレームワーク、Nuxt.jsの入門書です。仕事でVue.jsを使っているものの、Nuxt.jsの導入が必要かどうか迷っていたので、読んでみました。

Nuxt.jsは、React.js用のサーバサイドレンダリング(SSR)ライブラリであるNext.jsに影響を受けたフレームワークです。Next.jsとは異なり、Nuxt.jsは単にVue.jsのSSR機能を提供するだけでなく、VueRouterやVuexとも統合されています。

本書の中でも特に良かったのは、Nuxt.jsを使うべき場合と使うべきでない場合について言及されている点です。Nuxt.jsは日本国内でも採用事例が増えていて、「Vue使うならNuxtだよね」という雰囲気も出てきています。が、自分たちのアプリケーションの要件に合っているかは、よく考えて導入する必要があります。SSRにはNode.jsサーバが必要になりますし、サーバでもブラウザでも実行できるJavaScript(ユニバーサルJavaScript)を書くには、ブラウザ動くJavaScriptを書くよりも高度なスキルが必要になります。

もう一つ良い点は、本の薄さの割にサンプルコードが豊富なことです。サンプルでは、シンプルなアプリケーションを1つと、Firebaseをバックエンドにした実践的なアプリケーションを1つ実装しています。これらを通して、実際の開発のイメージを固めることができます。

全200ページ程度で読みやすいですし、Nuxt.js初心者の知りたいポイントが要領よくまとまっているので、おすすめです。

なお、『Nuxt.jsビギナーズガイド』はVue.jsを使ったことがあることを前提にしているので、Vue.jsの初心者の人は、まず『Vue.js入門』に目を通すことをおすすめします。

Vue.js入門 基礎から実践アプリケーション開発まで

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